便秘がひどくなってくるとおなかがパンパンに膨れ上がり、腹痛・吐き気・めまい・口臭・体臭など様々な症状が出てきます。
つらい便秘から解放されたい!なにかの病気のサインかも!
病院できちっと診断してほしいけど、洗腸とかお尻の触診とかされそうで恥ずかしい…。
便秘ドクター あき
いまから病院での診察方法を紹介するわ
診察の方法がわかれば、こころの準備もできるので参考にしてみてください。
便秘は何科に相談するの?
風邪なら内科、花粉症なら耳鼻咽喉科、骨折なら整形外科、薄毛ならAGAなど
症状によって診察を受ける科は違います。
便秘の症状を診察してくれる科は何科でしょうか。
- 便秘外来
- 内科
- 消化器内科
- 胃腸科
- 大腸肛門科
便秘を専門に診察している「便秘外来」がおすすめです。
便秘専門の医師が常駐していて患者さんも全員便秘で悩んでいる方々です。
みんなが同じ悩みで病院に来ているので恥ずかしさは感じないでしょう。
ただ、「便秘外来」を設けている病院は少ないのがデメリット。
近くに便秘外来の病院がない場合は、内科・消化器内科・胃腸科・大腸肛門科を受診してください。
病院によっては、便秘を担当している科が異なるので事前にどの科で受診すれば良いのか確認するのがいいです。
便秘ドクター あき
腸の専門家は色んな科にいるので安心して!
便秘の診察方法
便秘を診察してくれる病院に到着しました。
どのような診察をするのかを順を追ってみていきましょう。
受付
まずは受付です。
健康保険証を提示して受付をします。
問診票記入
受付を済ますと問診票を渡されます。
A4サイズの紙で片面〜両面に質問が書かれているので、なるべく細かく回答していきましょう。
- 便秘の時期(いつから便秘なのか)
- 便秘の症状(排便の頻度、おなかが張っているかなど)
- 便の状態(色、形、臭い、硬さなど)
- 血便の有無
- 便意の有無
- 腹痛の有無
- 食事制限が伴うダイエットをしているか
- 食事の内容(3食食べているか、具体的に何を食べたかなど)
- 便秘薬を飲んでいるか(薬の名前、服用期間、服用錠数など)
たったこれだけ?と拍子抜けするかもしれませんが、細かく記入することが重要です。
問診票でお医者さんに詳細な情報を伝えられることで正確な診断につながります。
恥ずかしさもそこまでないね
お悩み子さん
診察
ここで初めてお医者さんに直接見てもらいます。
- 問診
- 触診
- 血液検査(検査する場合あり)
- 腹部X線検査(検査する場合あり)
- 直腸指診(血便・肛門科の場合検査あり)
- 大腸内視鏡検査(おすすめされる場合あり)
問診
問診票の内容を見て、気になるところをさらに掘り下げて質問されます。
触診
触診と言ってもお尻に指を入れるわけではありません。
診察台に仰向けで寝転がってお腹を触って状況を見ます。
これだけで何がわかるのかと思ってしまいますが、プロのお医者さんは触るだけで腸に溜まっている便の量やガスの量がわかるようです。
腹痛がひどい場合は、痛みのあるポイントを特定することで便秘以外の原因が判明する可能性もあります。
お悩み子さん
血液検査(検査する場合あり)
血液検査で全身の状態を確認します。
腸内環境以外に便秘を引き起こす疾患がないかをチェック。
腹部X線検査(検査する場合あり)
腹部のレントゲン撮影をし、腸内に溜まった便の量とガス溜まりの状況を可視化します。
直腸指診(血便・肛門科の場合検査あり)
肛門から指を入れてできものがないか出血がないかを直接検査します。
この検査で大腸がんの有無を確認することもできます。
痔や血便が出ているときはこの検査をすることが多く、特に肛門科ではよく行われます。
診察台に横になって膝を抱えた状態になり、手袋をつけて指に潤滑油を塗って肛門をほぐしながらゆっくり中に指を入れて検査します。
場合によっては、肛門の手前で固まった便を指でかき出す(摘便−てきべん−)こともやってくれます。
お悩み子さん
便秘ドクター あき
検査の前には患者さんに許可をとるから
どうしてもダメなときは伝えればいいわ
大腸内視鏡検査(おすすめされる場合あり)
肛門から内視鏡カメラを入れて、大腸内の異常を検査します。
大腸がんやポリープの早期発見につながります。
便秘の治療方法
一連の検査が終わればようやく治療がはじまります。
とはいえ病院に行っても異常がなければ、実は特別な治療はありません。
- 下剤(便秘薬)・整腸薬の処方
- 生活習慣のアドバイス
基本的にはこの2つが治療です。
恥ずかしい思いをして病院に行ったのに拍子抜けという方が多くいます。
処方される下剤(便秘薬)もドラッグストアで購入できるものもあるので、わざわざ病院に行く必要性は低いかもしれません。
便秘ドクター あき
まとめ
便秘で病院に行くのは恥ずかしいと思ってたけど、中身を知ると意外にそんな怖いものではないですよね!
ということで、今回の記事のおさらいをします。
- 便秘の相談は何科?
便秘外来・内科・消化器内科・胃腸科・大腸肛門科
- 便秘の診察方法は?
必須:問診・触診
症状による:血液検査・腹部X線検査・直腸指診・大腸内視鏡検査
- 便秘の治療方法は?
下剤(便秘薬)の処方・生活習慣のアドバイス
予想していたよりも簡単な感じではないですか?
この程度ならわざわざ時間を作って恥ずかしい思いをする必要はないのかもしれません。
もちろん、大きな病気の早期発見につながるので病院を受診するのは重要なことです。
でも、恥ずかしくて病院に行けないのなら、ビフィズス菌やオリゴ糖の自然のパワーを利用して便秘体質を根本から見直すのがおすすめです。
薬を飲んでも一時的な効果しかありません。
腸内環境を整える自然のパワーが詰まったサプリで便秘に悩まない体質作りをすることが、生活習慣の見直しより簡単な近道になります。
便秘ドクターの売れ筋No1サプリがこちら
コメントを残す