トイレで踏ん張ってもなかなか出ない便秘ですが、外出先の和式トイレで急に快便になった経験がある方もいるかもしれません。
しゃがむときにつま先立ちになることが、和式トイレで自然な便通を促す理由のひとつなんです。
実は、バレリーナ・新体操選手・モデルといったスリム体形の人たちに共通しているのが、つま先立ちを日常にしていることで、つま先立ちにはダイエット効果があるともいわれています。
便秘にもダイエットにもうれしいつま先立ちですが、やり方によってはふくらはぎが太る場合もあるので、正しいつま先立ちの方法を知ることは大切です。
和式トイレで急に便意が来たことがあるかも!
ちゃんとした理由があるのよ!
トイレに入ってから便意が来るなんて
かなりの即効性があるんだ…
つま先立ちのやり方を覚えて
便秘を解消していきましょう
目次
つま先立ちの便秘改善効果は?
ふくらはぎで腸をぽかぽか活性化
つま先立ちによって、ふくらはぎを動かすことで様々な効果を生み出してくれます。
ふくらはぎは「第2の心臓」といわれ、心臓から離れた下半身で滞っている血液をふくらはぎの筋肉がポンプの役割になって上半身に送り出す働きをします。
ふくらはぎが刺激されて血液の循環がスムーズになり、血行改善されることで身体がぽかぽかとあったまります。
腸が温められることによって、便を排出しようとする腸の蠕動運動が活発になり、腸内に留まっていた便を外に出してくれます。
お腹まわりの筋肉鍛えてスッキリ
正しい姿勢でつま先立ちをすると、ふくらはぎの筋肉を動かすだけでなく、太ももやお尻まわりの下半身全体と下腹部の筋肉も鍛えてくれます。
便を出そうをお腹に力を入れるときに使う下腹部の筋肉を鍛えられるので、便を押し出すパワーが上がっていままでは出なかった便を出しやすくしてくれます。
つま先立ちの正しい方法は?
基本姿勢
肩幅に足を開いて、親指の付け根に力を入れて目線はまっすぐに立って、両手はおへその上に重ねて置き、おへその下に力を入れます。
つま先立ちをするとバランスをとるために、自然におへその下に力が入りお尻がキュッとするので、下腹部を意識するだけでも十分です。
つま先立ち方法
①かかとを限界まで上げる
②5分間かかとを上げ続ける
1日の回数
つま先立ち5分を1セットとして、朝と夜に1セットずつはやってほしいです。
回数が増えれば増えるほど効果は出やすくなりますが、便秘解消であれば朝と夜だけでも十分効果があるので、毎日やるようにしてください。
ダイエット効果を期待するには、1日5セットは最低でも必要です。
つま先立ちの注意する点は?
つま先立ちをするときに、小指側に力を入れてしまうとふくらはぎの骨が外側にずれてしまい、O脚の原因になります。
つま先立ちは、必ず内側に力を入れるように親指の付け根を意識してください。
つま先立ちでふくらはぎを動かすには、かかとを上げ下げして何十回もつま先立ち運動をする必要があるのではないかと持っている方がいるかもしれませんが、ふくらはぎを連続して収縮運動をさせてしまうと筋肉が太って「ししゃも型」になってしまいます。
つま先立ちのまま下半身と下腹部の筋肉を使ってバランスをとることが重要なので、上下運動するよりもきついですが、5分間かかとを上げたままにしてください。
便秘ドクターの一言アドバイス
つま先立ちで上下運動してた!!
お腹に力が入ってる感じがする!
コメントを残す