はちみつ牛乳は温かくして飲むとリラックス効果があるので、子どものころ寝つきが悪いときにお母さんに飲ませてもらったことがよくあります。
安眠を促進するはちみつ牛乳には、実は便秘改善に効果のある成分がたっぷり入っているのです。
慢性的な便秘と下っ腹がポッコリするほどの深刻なガス溜まりに悩んでいたタレントの鈴木奈々さんは、はちみつ牛乳で便秘とガス溜まりを解消することに成功しています。
はちみつは古くから民間療法のひとつとして重宝されてきた万能薬なので、便秘の他にも疲労回復・風邪予防・二日酔いなど様々な働きをしてくれます。
そんなはちみつと牛乳を組み合わせた便秘改善にぴったりのはちみつ牛乳について紹介していきます。
のどを保護してくれるから
歌手も常備してるなんて話もあるのよ!
ダイエット中の方も大丈夫だからね。
目次
はちみつ牛乳が便秘に効く理由は?
はちみつには便秘に効果のある3つの成分がある!
オリゴ糖・グルコン酸・トリプトファンです。
オリゴ糖は腸内で善玉菌のえさになる糖分として有名ですよね。
グルコン酸は、善玉菌を増やしつつ腸内環境も整えてくれます。
そして、アミノ酸の一種であるトリプトファンは脳内物質のセロトニンを作り出して、セロトニンが副交感神経を活発にして、便秘で動きの弱まった腸の運動を活性化させてくれます。
さらに、はちみつの保水作用がカチカチに固まった便をやわらかくして外に出しやすくしてくれます。
牛乳には便秘に効果のある2つの成分がある!
オリゴ糖・ラクトースです。
オリゴ糖ははちみつにも含まれていますね。
ラクトースは、乳糖のひとつで腸内の善玉菌を増やして、便を排出する蠕動運動の働きを円滑にしてくれるので便秘改善に一役買ってくれます。
はちみつ牛乳はこれらの便秘に効果のある成分がたっぷり入っているのです!
はちみつ牛乳はいつ飲むのがいいの?
リラックスして副交感神経を活発にさせることで腸の動きを活性化してくれるので、温かくした牛乳にはちみつを入れて寝起きの1杯として飲むのが効果的です。
牛乳はコップ1杯分の250mlが目安で、温めすぎるとタンパク質が表面に膜を張るので、50~60℃ぐらいがちょうど温かくて飲みやすいです。
そこにティースプーン1杯分のはちみつを入れてゆっくりかき回すと、簡単に溶けます。
これで、はちみつ牛乳の完成です!
胃や小腸が空っぽの状態で飲む方が便通が期待できるので、はちみつ牛乳はを飲むなら朝です。
鈴木奈々さんが便秘とガス溜まりを解消!
日本テレビ「世界一受けたい授業」の企画でガス溜まりと便秘に悩む鈴木奈々さんがはちみつ牛乳を使った解消法を実践して見事に成功させました。
鈴木奈々さんははちみつ牛乳を毎朝飲むだけでなく、両手両足を伸ばして右に左にゴロゴロと回るだけのゴロゴロ体操を1日10分間実践することで、1日100回もおならをしていたのがたった5日間でガス溜まりがなくなり、慢性的な便秘も改善したのです。
実践2日目にはすでにお通じの良さを感じる即効性も証明してくれました。
ゴロゴロ体操は腸内のガス溜まりを出口に向かって移動させることができるので、はちみつ牛乳で活発になった腸の動きがゴロゴロ体操で移動したガスとともに便を排出してくれたんですね。
ゴロゴロ体操を10分間続けるのは目が回ってつらいので、深刻なガス溜まりがない場合ははちみつ牛乳だけでも大丈夫です!
はちみつ牛乳にプラスαの効果を!
はちみつ牛乳にプラスαで便秘改善の食べ物を加えると、さらなる効果が期待できるので、はちみつ牛乳に合うものをいくつか紹介したいと思います。
はちみつ牛乳+きなこ
きなこには100g当たり食物繊維が約17gも含まれている食物繊維の優等生です。
しかし、きなこには欠点があり、含まれる食物繊維のほとんどが不溶性食物繊維なので、腸内の水分量が少ないと便をより固くして逆に便秘の原因となってしまいます。
はちみつ牛乳はたっぷりと水分があるので、きなこの食物繊維を固まらせることなく、腸内の掃除に一役買ってくれる相性抜群の食べ物です。
はちみつ牛乳+オリーブオイル
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、胃や小腸で吸収されずに大腸に届き腸の動きが活発になるように刺激を与えてくれます。
さらに、便がスムーズに流れるように潤滑油の役割も担ってくれます。
オリーブオイルは朝に大さじ1杯分を飲むことが快便につながるので、朝のはちみつ牛乳に混ぜるだけでおいしく飲むことができて一石二鳥です!
便秘ドクターの一言アドバイス
日本人はお腹を下しやすいし
はちみつも溶けないから温かくして飲んでね!
ホットミルクはホッとするから好き!
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