断食はダイエットや健康に効果があるとよく耳にすると思います。
でも、食事制限のきつい断食を実践するのは空腹に耐えられなさそうと敬遠されがちです。
断食ダイエットを真剣にやろうと思うと、3日や1週間の断食期間が必要になってくるので確かに厳しいものですが、便秘改善のためには断食期間はたった1日でOK!
週末に断食の日を合わせると、日常生活に支障をきたすことがないので非常により組みやすい便秘改善の方法です。
ただ単に何も食べないだけでは、逆に便秘がひどくなったり下痢をしてしまう可能性もあるので、正しい断食のやり方を知ることが大切です。
今回は、便秘に効果的な断食方法について紹介していきます。
週末にプチ断食を実践したら
週明けにはすっきりとした気持ちで
平日を迎えられてやる気もアップ!
断食の効果は?
断食には胃腸を休ませて本来の機能を取り戻すという目的があります。
食べ物が溢れている現代では、日常的に食べる量が多かったり、食事量は少なくても間食をちょこちょこと食べていたりして、常に胃腸を動かしている状態です。
働き過ぎた胃腸は、疲れてしまって機能が低下しているので本来の動きができず便の滞りを引き起こしています。
断食によって弱った胃腸をリセットさせて、腸の動きを活発にすることで、便秘改善に効果があります。
断食で便秘や下痢になる?
便秘に効果のある断食ですが、やり方を間違えると逆に便秘や下痢になってしまいます。
断食と聞くと「何も食べない」と想像しますが、何も口にしないと体内の水分量が不足して腸にたまった便からさらに水分が吸い取られて、固まった便がさらにカチコチに固まってしまう可能性があります。
また、1日断食した後すぐにいつもの食事をしてしまうと休んでいた胃腸がびっくりしてきちんと消化ができずに、下痢に襲われてしまいます。
断食は便秘改善に効果がありますが、方向性を間違えると悪化してしまうので正しい断食法が大切です。
便秘に効果的な断食のやり方!
必要なもの
■50℃ぐらいのお湯:1500ml
■ヨーグルト:250mg
■オリーブオイル:大さじ2杯
断食の前日
100%の力で食べていたものを急にゼロにしてしまうと胃腸が驚いてしまうので、断食の前日は準備のために昼ごはんと夕ごはんは腹7分目で抑えます。
特に野菜や海藻など食物繊維がたっぷり含まれた食事を心がけると良いです。
断食の日
ヨーグルトにオリーブオイルを混ぜて朝に好きな量を食べます。残った分は自分の好きなタイミングで食べてOK!
お湯は1日かけて飲みます。
適度な水分は腸内で固まった便をほぐしてくれて、ヨーグルトとオリーブオイルは腸内の善玉菌を増やしたり便の潤滑油として活躍する効果があります。
前日に食べた食物繊維が溜まった便とともに排出するのを助けてくれます。
断食の翌日(回復食)
朝ごはんは、休んでいた胃腸をゆっくり起こしてあげるように、おかゆやたまごスープなどの消化に優しい食べ物を食べます。
昼ごはんはいつもの半分の量にして、夕ごはんは7割の量に徐々に増やして胃腸を回復させます。
これで、断食終了です!
水分しか口にできないわけではないので、普通の断食よりは空腹が紛れやすく気軽に挑戦しやすいのも魅力です。
金曜日の食事量を少しセーブして、土曜日に断食、日曜日に回復食を食べて胃腸の再起動をさせることができると、平日の生活リズムを崩すことなく腸内環境をリセットできるのでうれしいですね。
ストレスも腸の働きの低下を招く原因のひとつなので、リラックスできる休日に断食を合わせるという意味でも、断食のタイミングは週末がベストです。
断食の注意点
断食中は栄養がほとんどと摂取できなかったり、空腹感から精神的なストレスが多少起こってしまうのも事実です。
そのため、下記のような方は断食するのは控えてください。
■妊娠中の方
■成長期の中高生
下記の方はお医者さんに相談してから実践してください。
■病気中の方
■精神的に弱っている方
■極度に痩せている方
断食が体調の悪化を招く可能性があるので、無理をせず身体と心と相談しながら実践するようにしてください。
便秘ドクターの一言アドバイス
1週間の老廃物をリセットできて
便秘の悩みとはおさらばできるわ!
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