チアシードは、美容・ダイエットに効果があるスーパーフードとして大人気の食品です。
栄養豊富なチアシードは便通を促進する成分がたっぷりで、ＴＢＳ系朝の情報番組「ビビット！」では女医さん100人が選ぶ便秘解消方法ランキングで1位を獲得するほどの効果のある食品です。
チアシードは古代アステカ時代から食べられている長い歴史があり、「チアシードと水さえあれば人間は生命維持できる」と言われるほど高い栄養価を誇っています。
様々な効果を見せてくれるチアシードですが、食べ方を間違えると、便秘が悪化したり逆効果となる場合もあります。
便通に効果的で超簡単な食べ方を紹介したいと思います。
最近流行りのスーパーフードは
古くから食べられているものばかりよ。
身体で理解していたのかな？
とりあえず、
チアシードの便秘改善への効果を知ると驚くはずよ。
目次
チアシードの便秘に効果のある成分は？
食物繊維（グルコナンマン）
チアシード大さじ1杯には、レタス3個分の食物繊維が含まれ、それは厚生労働省が推奨する1日の食物繊維摂取量の約5分の1に相当します。
その食物繊維の多くは、チアシードを水に浸してできるジェル状のぷるぷるしたグルコナンマンと呼ばれるもので、腸内にたまっている便をからめとってくれる働きをしてくれます。
オメガ3脂肪酸（αリノレン酸）
青魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸は、体内で作ることのできない必須脂肪酸のひとつで、欧米化した食生活のおかげで現代の日本人には圧倒的に不足している栄養素です。
そんなオメガ3脂肪酸には腸の働きの活性化をサポートしてくれる効果があり、チアシードにはオメガ3脂肪酸の代表格ともいえるαリノレン酸が含まれています。
マグネシウム
チアシードには、ミネラルたっぷりのわかめ（カットわかめ）と同じ量のマグネシウムが含まれています。
マグネシウムが腸に届くと、腸内の浸透圧のバランスを調整してくれて、水分が吸収され過ぎてカチカチに固まった便をやわらかくしてくれます。
チアシードの副作用や危険な食べ方は？
チアシードは、「チア」と呼ばれるしそ科の植物の種で天然素材なので急激な副作用はありませんが、食べ方を間違ってしまうと、便秘が悪化したり、下痢になったりする危険性があります。
便通に悪影響のあるチアシードの食べ方を紹介するので、もしもその食べ方をしている方はご注意ください。
チアシードをそのまま食べる
無味無臭の癖の食べ物なので、ぬるぬるとした食感が気持ち悪い方は、水に浸さずに種のままサラダにかけたりお菓子に混ぜたりして食べているかもしれません。
チアシードを水に浸してぷるぷるとしたジェル状のものを作るときは、チアシードの量に対して10倍の水分量が必要となってきます。
そのまま食べると体内で水分を大量に吸収してしまうので、便をさらに固くして便秘を悪化させてしまいます。
チアシードの食べ過ぎ
いくら栄養豊富な食べ物でも食べ過ぎてしまうと悪影響を引き起こしてしまいます。
チアシードの場合は、食べ過ぎるとぷるぷるとしたジェル状の食物繊維が体内に大量の水分を持ち込んでしまい、下痢になってしまいます。
1日に食べる量は個人差がありますが、1日大さじ8杯以上になると下痢の可能性は高まるので注意が必要です。
チアシードに熱を加える
ホットケーキミックスに入れて焼いたり、野菜炒めに混ぜて食べたりと、熱を加える食べ方がありますが、チアシードに熱を加えてしまうと、オメガ3脂肪酸が破壊されて便秘改善への効果が薄くなってしまい、場合によっては便秘の悪化につながる可能性もあります。
忙しい朝でも超簡単なチアシードの食べ方
コンビニでも様々なチアシード商品が売られていますが、毎日食べるとなると費用がかさんでしまうので避けたいですよね。
かといって、水に何時間も浸してから他の食べ物に混ぜるのは面倒！
そんなズボラな私でも続けられる超簡単な食べ方はこちら。
①ヨーグルトを買ってくる
②チアシードを大さじ3～4杯入れて混ぜる
③1日冷蔵庫で寝かせる
④大さじ1杯のはちみつをかけて食べる
たったこれだけで便通に効果のあるチアシードが出来上がります！
チアシードのヌメリが苦手な方でも、元からどろどろしているヨーグルトと一緒にすることで気にならずに食べられます。
ヨーグルトとチアシードだけでも便秘改善が期待できますが、最後にはちみつを加えることで、便通への効果をプラスしつつ甘く食べやすくしています。
チアシードをヨーグルトの水分で戻している方は多いと思いますが、温度が低いと水分の吸収が遅くなるので、数時間浸しておくだけでは十分に水を吸収できずに便秘を悪化させる可能性があるので、24時間は寝かしておきたいですね！
便秘ドクターの一言アドバイス
拒否反応を起こす人も多いわね。
種が白いからヨーグルトに混ぜると
全然気にならない！
その分お値段もちょっと高いけど。
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