欧米で人気を集めているヘンプシード(麻の実)は、異次元の食物繊維の量を含んだスーパーフードです。
日本では、まだあまり知られていないヘンプシードですが、食物繊維以外にも高い栄養価を持つことからダイエット食品として注目されること間違いなし!
チアシードやアサイーなどのブームをけん引したハリウッド女優のミランダ・カーさんおすすめのココナッツオイル以上の栄養があるヘンプシードは、便秘に効果がある成分が多く含まれていてすっきりとした便通がうれしいと密かに口コミで広がっています。
ヘンプシードはそのままでも、ヘンプシードパウダーでも、ヘンプシードオイルでも、形を変えておいしく食べられる方法がたくさんあります。
そんなヘンプシードについて、便秘改善の効果やおいしい食べ方など紹介していきます。
早めにチェックした方がいいわ!
目次
ヘンプシードとは?
ヘンプシードは日本語で「麻の実」。でも、麻というと大麻やマリファナといった麻薬を連想してしまいますよね。
実は、ヘンプシードも大麻も同じ麻からできています。
でも、安心してください!麻薬成分が含まれているのは葉と穂の部分だけで、実には幻覚効果といったものはないので食べられます。
日本では大麻の栽培は禁止されているので、流通しているのはすべて輸入品に頼っていますが、七味唐辛子の中に入っている麻の実を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「畑のお肉」と言われる大豆をしのぐ高い栄養価を持つヘンプシードは、宇宙食にも採用されるほどの優れたスーパーフードです。
ヘンプシードの便秘改善の効果は?
食物繊維はサツマイモの20倍
食物繊維が豊富に含まれた食べ物の代表格であるサツマイモは100gあたり2.4g、大豆は9.4gなのに対して、ヘンプシードは41.3g!
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が便秘改善に理想的な比率で摂取することができるので、便の量を増やしながら、腸にたまった便をからめとって排出しやすくしてくれる効果があります。
オメガ3とオメガ6脂肪酸のバランスの良さ
オメガ3とオメガ6脂肪酸は、悪玉菌を排除しつつ腸内の老廃物を排出しようとせっせと働いて、便秘改善に効果を持っています。
これらの脂肪酸が最も含まれている油は「えごま油」といわれていますが、ヘンプシードオイルはえごま油の約1.3倍も!
体内では生成できない必須脂肪酸で、青魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が1:3のバランスで含まれていて、WHOや厚生労働省で推奨されている比率が1:4なので、これほどのバランスの良さを持つヘンプシードはかなりの優れものです。
1日分のマグネシウムがスプーン1杯で!
ヘンプシードは、銅・鉄・亜鉛・マグネシウムなどのミネラルが豊富で、固まった便をやわらかく出しやすくしてくれるマグネシウムはたった大さじ2杯のヘンプシードオイルで1日分の摂取量を食べることができます。
ヘンプシードの効果的な食べ方は?
便秘改善を考えると、ヘンプシードに含まれるオメガ3とオメガ6脂肪酸は必ず摂取したいものです。
これらの脂肪酸は熱にとても弱く、加熱すると脂肪酸が破壊されてしますのでそこは注意したいですね!
ヘンプシードを摂りすぎると便秘改善ではなくて下痢になってしまうので、1日の摂取量は大さじ2杯までにしておいてください。
ヘンプシード+ヨーグルト
ヘンプシードパウダーとヘンプシードオイルを腸内環境を整えてくれるヨーグルトに混ぜるだけ、忙しい朝でもすぐに食べられる栄養満点の朝食になります。
これだけでは甘みが足りないので、はちみつを加えると便通への効果をプラスできます。
ヘンプシード+ドレッシング
お好みでヘンプシードオイルに白ワインビネガーと塩コショウを加えて、簡単ヘンプシードドレッシングができます。
サラダにかけて上からヘンプシードをふりかけて食べるとおいしくより多くの栄養を摂取できるのがうれしいです。
便秘ドクターの一言アドバイス
でも、食べ過ぎには注意よ!
それは気を付けてね。
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