2015年に大ブームとなったチアシードですが、同じような栄養が詰まっていながらカロリーは5分の1にぐっと抑えられたバジルシードがダイエットに効果的だと美容に敏感なセレブの間で注目が集まっています。
種(シード)は栄養いっぱい!
大豆も栄養価の高い種ね。
命を絶やさないように
種には神秘の力が込められているのかもね。
目次
バジルシードとは
バジルシードとは、英語で「バジルの種」という意味でその名の通りイタリア料理でよく使われる緑色の食べ物“あの”バジルの種のことをいいます。
バジルはイタリアで生まれ育ったイメージが強いですが、実はタイ原産のシソ科メボウキ属の植物で、日本では葉っぱ部分がよく食べられています。
バジルには馴染み深くても種を見たことがない方がほとんどだと思いますが、東南アジアやアフガニスタンではバジルシードを水に浸けて膨ませたものをデザートや飲み物に入れて食べる習慣が広まっていています。
バジルシードはそのままの状態であればゴマのような見た目ですが、10分間水に浸すだけで種の周りに透明のゼラチン質ができて30倍にも膨れ上がり、その大きさはチアシードの2倍に膨れるほどです。
膨らみが大きい分、ぷにぷにとした弾力が強くタピオカやナタデココの食感に近いと言われています。バジルシードは水の吸収力が非常に強いため、食べるときは必ず水を十分吸わせてからでないと、体内で水分を吸収しすぎて便秘を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
バジルシードのオメガ3効果
バジルシードにはオメガ3脂肪酸がたっぷりと含まれています。それを効率的に摂取するにはバジルシードよりも、バジルシードオイルを食べるのが一番です。
バジルシードから搾り取ったオイルには、オメガ3脂肪酸が60%も含まれているので1日大さじ1杯分のバジルシードオイルを飲むだけで十分な栄養を摂取できます。
お肌をいつまでも美しく!
オメガ3脂肪酸は血行を促進させる働きがあります。血行促進によって細胞が古いものから新しいものへと世代交代が活発になり、お肌の古い角質層がなくなり生まれたてのお肌へと切り替わるような肌代謝を改善してくれます。
血行が良くなることによって、冷えでくすんでいたお肌もぱっと明るくいきいきとした色に変わります。
ダイエットの強い味方!
オメガ3脂肪酸は、血液中のコレステロール値や中性脂肪を正常に整えてくれる働きがあります。体内の細胞の入れ替えも活発になることで、余分な脂肪を吸収することなく悪玉コレステロールの増加も抑えることができます。
いつもの食事をしながらダイエットができるうれしい食べ物ですね。
うつ予防にも効果あり!
イギリスの研究でオメガ3脂肪酸が不足しているとうつ病にかかる確率がぐっと上がることがわかっています。
妊婦さんはオメガ3脂肪酸が足りていないことが多いので、産後うつにかからないように赤ちゃんがお腹にいるときからしっかりとオメガ3脂肪酸を摂取しておくことが大切です。
バジルシードの便秘改善がすごい
便秘にはバジルシードオイルではなく、水を含ませたバジルシードが効果的です。
バジルシードには食物繊維が50%も含まれていて、1~3mmの小さな粒でも腸内にたまった便をかさ増しして排出しやすいように働いてくれます。
さらに、便秘解消のサプリメントに入っている水溶性食物繊維のグルコマンナンが多く、適度な水分を保ちながら腸内の便をからめとって固まった便を動かすサポート役にもなります。
便秘に大切な水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が両方とも含まれているのがうれしいですね。
ヨーグルトにバジルシードを混ぜて朝に食べると、乳酸菌で腸内環境を整えつつバジルシードの食物繊維がダイレクトに便に働きかけてくれるので効果が抜群です。
朝起きてヨーグルトにバジルシードを種のまま入れて、洗顔や着替えを済ませたときに食べると丁度ヨーグルトに含まれる水分を吸って30倍に膨れているので、わざわざ水に浸しておく必要もなく忙しい朝でもサクッと準備できておすすめです。
バジルシードのカロリーと食べ方
バジルシードは栄養価も高く油にもなるので、カロリーが高そうに感じますが、実は以外にも低いです。
100gあたり100kcalで、チアシードの100gあたり500kcalと比較してもかなりの低カロリー食品ということがわかります。ダイエットにも便秘にもうれしいカロリーの低さですね。
1日の摂取量は大さじ2杯ぐらいを目安にしてください。
種をそのまま食べると便秘の原因になるので、必ず水に浸けて膨らませてから食べることと、加熱するとオメガ3脂肪酸が酸化して効果を発揮できなくなるので、熱を加えないことに注意してください。
おすすめの食べ方は先ほど紹介したバジルシードヨーグルトですが、それ以外にもおいしい食べ方はあります。
バジルシード+ジュース
バジルシードを使った商品が最近発売されていて、そのほとんどがバジルシードをジュースに混ぜた飲み物です。
食感がタピオカに似ているので、いつものジュースに混ぜるだけで栄養価をプラスしながらプニプニを楽しむことができます。
バジルシード+はちみつ
バシルシードに水を含ませた状態では、味はほとんどないのでそのまま食べることは厳しいですが、はちみつをかけて甘みを付けることでナタデココのシロップ漬けのようにアレンジして食べることもできます。
はちみつは便秘改善にも効果があるので、バジルシードにプラスの効果を付けられるのも嬉しい組み合わせです。
便秘ドクターの一言アドバイス
タピオカ大好きだから
ジュースに入れて飲みたい!
タピオカより簡単だし
栄養も高いからいいわね。
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