ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、便秘・花粉症・美肌・免疫力・生活習慣病・脂肪燃焼などなど体のあちこちにいい効果を発揮してくれるとして世の中に知れ渡っています。そんな乳酸菌パワーにあやかって毎日ヨーグルトを食べる方も増えてきています。
その一方で、効果を感じられず途中離脱する方もいます。でも、乳酸菌に失望するのはまだ早い!発想を変えれば、効果もアップ!
目次
ヨーグルトを毎日食べても効果がないのは乳酸菌が合ってないから
一言にヨーグルトといっても、ヨーグルトによって含まれている乳酸菌の種類は違います。ヨーグルトを毎日食べても効果がないのは、含まれている乳酸菌が自分の腸内環境に合ってないからです。
主な乳酸菌とヨーグルトについて
ブルガリア菌・サーモフィラス菌(明治ブルガリアヨーグルト)
約40年の歴史を持つヨーグルト界の金字塔で、さらに年々売り上げを延ばしている日本を代表するヨーグルトです。
ブルガリア菌10億以上・サーモフィラス菌100億以上(100gあたり)が含まれており、「腸内細菌のバランスを整える」「おなかの調子を良好に保つ」効果が認められ、特定保健用食品(トクホ)に認定されています。
ガゼリ菌・ビフィズス菌(ナチュレ 恵megumi)
日本人の体にあった乳酸菌を追い求めて作られたのが、小腸と大腸でダブルに働く雪印メグミルクのナチュレ 恵megumiです。
小腸で効果を発揮する日本人由来のガゼリ菌は、世界で初めて生きて腸まで届くだけでなく、長くとどまることが科学的に証明されています。ビフィズス菌は乳酸菌ではありませんが、大腸の環境を整えてくれる菌として活躍してくれます。
ガゼリ菌5億以上・ビフィズス菌10億以上(100gあたり)が含まれており、「腸内環境の改善に役立つ」効果が認められ、特定保健用食品(トクホ)に認定されています。
LGG菌(タカナシヨーグルトおなかへGG!)
タカナシ乳業のヨーグルトおなかへGG!は、乳酸菌を関与成分とした特定保健用食品(トクホ)に初めて認定された乳酸菌界のパイオニアです。
LGG乳酸菌は生きたまま腸に届き、善玉菌を増やし悪玉菌を減少させることで腸内環境を整えてくれます。あまり聞いたことのない菌ですが、LGG乳酸菌は世界50カ国以上で愛されています。
ヨーグルトメーカーで効果がないならやめるべし
出典:価格.comマガジン
最近はヨーグルトメーカーで自作のヨーグルトを培養している方も増えていますね。もし、自作のヨーグルトを毎日食べて効果を感じていないなら、自作のヨーグルトの使い回しは止めて、作るのは1回だけにしてみてください。それでも、効果を感じられない場合は市販のヨーグルトに切り替えてください。
市販のヨーグルトでは効果があったのに自作すると効果がなくなるのは、ビフィズス菌が理由の可能性があります。腸内環境を整えるのに効果的なビフィズス菌ですが、酵素のない状態でしか培養できないデリケートな菌なのでヨーグルトメーカーでは消えてしまうからです。
乳酸菌はヨーグルトだけじゃない!
「乳酸菌=ヨーグルト」と思われがちですが、乳酸菌はヨーグルト以外の食品にも含まれています。ヨーグルトで効果がなければ、他の食品を試せばいいのです!
むしろ、ヨーグルト以外の発酵食品は塩分や唐辛子などが含まれる過酷な状況で生きているので非常に強く、腸まで届き長く働いてくれます。いろんなヨーグルトを試したけど、別のものを食べたら効果があった!なんてこともあるので、ヨーグルトから離れて発想を変えてみましょう。
乳酸菌の宝庫「キムチ」
ヨーグルト並みの乳酸菌量を誇るのがキムチです。キムチの種類・メーカーにもよりますが、1gあたり3億以上の乳酸菌が含まれています。
ただ、キムチであれば何でもいいということではありません。日本で製造されたキムチは発酵させずに作られたものもあるので、乳酸菌がないキムチも存在しています。
乳酸菌の多いキムチの見分け方①
原材料にアミの塩辛・イカの塩辛といった「魚介の塩辛」が多く含まれていること。
乳酸菌の多いキムチの見分け方②
韓国産キムチの証である「アルンちゃんマーク」がついていること。韓国産のキムチはしっかりと発酵がされているので乳酸菌がたっぷりです。
日本由来の乳酸菌「ぬか漬け」
キムチと同じくお漬け物には乳酸菌が多く含まれています。日本にはいろんな種類のお漬け物がある中で、最も乳酸菌が多いのがぬか漬けです。
悪玉菌を減らすリューコノストック・メセンテロイデス菌・整腸作用のあるラクトバチルス・ブレビス菌(京都の漬け物から発見された乳酸菌)を中心に数億の乳酸菌が含まれています。
ぬか漬けの食材は、大根であってもなすであってもお好みで選んでもらって大丈夫です。
ドイツの乳酸菌パワー「ザワークラウト」
聞き慣れない食品ですが、ドイツ生まれの乳酸菌食品ザワークラウトは簡単にいうと千切りキャベツ版のピクルスです。酸味が強く、ドイツの国民食ソーセージの付け合わせとしてよく出されます。
酸味が強いのでピクルスと表現しましたが、酢につけているのではなく塩と香辛料を混ぜているだけ。あとは乳酸菌の発酵だけで酸味が発生している状態なのです。酸味が増すほど発酵は進み、乳酸菌が多くなりますが、1gあたり1億以上も含まれているといわれています。
自分にあった乳酸菌を探すのがめんどうなら
乳酸菌の種類は1000以上と言われている中で、自分にあった乳酸菌をいちいち探すのはめんどうなら!腸内環境を整えるのに特化した多くの種類の乳酸菌が入って、ヨーグルト以上の量が含まれているものを食べれば、簡単に効果をあげることができます。
整腸作用のある乳酸菌が16種類・たった一粒に500億個も含まれたサプリなら、ヨーグルトでは効果のなかった方にも乳酸菌が働いてくれるでしょう。乳酸菌を諦める前に一度試してみてはいかがでしょうか。
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